ゴダール映画のヒロイン、例えばアンナ・カリーナや
アンヌ・ヴィアゼムスキー、ジーン・セバーグらが
他に出演した映画よりも、ゴダール作品の中で
より可愛く魅力的な表情をし、
イキイキとした躍動感を感じとれるように、
佳代さんが作るCMやMVに出演する女性や女の子も皆、
他では見られないようなピュアな表情を浮かべ、
ナチュラルな可愛さが画面全体に溢れ出している事がほとんどで、
佳代さんマジックここにあり!と、いつも唸ってしまいます。
今作のヒロイン、猪俣ユキさんもそんな魅力に溢れていました。
そして「ひもかわラプソディ」。
一見普通の日常の中に、
ファニーなのか狂気なのか判別出来ないものが放り込まれ、
やがてコミカルが顔を出し、見事なポップに登り詰め、
何とも言えないハートウォーミングに包まれて終わる。
しかも、あっという間に!
これもまた佳代さんマジック。
ホントあっという間に、佳代さんワールドに引き込んでくれます!
ウェス・アンダーソンがそうであるように。
「ひもかわラプソディ」本当にとっても素敵な作品でした!