グングン進む主人公の歩みに、ひきこまれる。 怪しく光る眼鏡の彼を、まっすぐに突き動かしている気持ちは、 予測不能で魅力的! 舞台となった桐生のことをなにも知らなかったけど、 観光ではない視点の、ローカルなリズムが自然に伝わる。 その気持ち良さが好きだ。 交錯する人々の思い、場所の空気とあの風の音が、 ひもかわうどんの湯気と共にあたたかく染みわたるステキな時間。 映画を観たあと、なんとしてでもあのうどんを食べたいと思った。 大音量で観るべきストーリー!